現代病から抜け出す為に。
「SINGLE TASK-シングルタスク-一点集中術」デボラ・ザック 著
こんにちは!はるみつです。
「仕事でバタバタしたにも関わらず、思ったより仕事が進んでおらず達成感もなかった。」
そう思ったことありませんか?
恥ずかしながら、私はあります(笑)
脳の中がゴチャゴチャして集中できずに時間が過ぎたっていう感覚です。
この本を読んで、まさしくこの悩みを解決する本だ!と思いました。
シングルタスクとは、【「いま ここ」で、一度に1つの作業に没頭すること。】
そもそも人間は「マルチタスク」という器用なことができる脳は持ち合わせておらず、タスクから、新たなタスクへスイッチしているだけ。
新たなタスクにスイッチする際に集中力もリセットされる為、結局効率が落ちるのです。
対して、シングルタスクは1つの作業に没頭する為、【強いエネルギー】と【鋭い集中力】が発揮されます。
結果的に、マルチタスクと言われているタスクスイッチングより作業スピード・確実性がアップするのです。
インターネットから様々な情報があらゆるソースから取得でき、脳内も毎日強い刺激に晒されています。
そういう時代だからこそ、「自分はマルチタスクが得意だ」という思い違いを起こし、
一種の現代病と言えるのではと思います。
そういう時代だからこそシングルタスクを強く意識して、人や物事と向き合う必要があると思いました。
本文中には、シングルタスクを実行する為の行動・考え方が述べられており大変参考になりました。
この時代だからこそ、ビジネスに限らず多方面に活用できる内容ですので、ぜひご一読ください!
《やることリスト》
①「いま ここ」を強く意識する。→精神の安定にも繋がる。
②アイデアや考えは、思いついたらすぐメモをし、頭の中をスッキリさせる。→脳に対するストレスを減らす。
③1日に1回、内省の時間を設ける。→自分の中の「より大切なこと」を考えて、行動の指針とする。