おすすめ読書術②
■第二回:高速3回読み
では、目次を熟読して、いざ本を読み始めます。
私がいつも本1冊につき、3回読みます。
時間掛かりそう…と思われがちですが、慣れればそうでもありません。
【1回目】
まず自分がその本から何を学ぶかという明確な目標がありますので、その箇所を探し出すようにキーワードを探していくように、流し読みしていきます。
読んでいって、キーワード・新しい気づき・疑問に思う部分などがあったら、ページを折るなど後で読み返した時に分かるようにしておきます。
1回目はあくまで全体像を掴んで、その本が伝えたいことをサラッと探していくイメージです。
斜陽様は読む人、本によって差はあると思いますが、時間でいうと30〜1時間ぐらいでしょうか?
【2回目】
次に2回目です。
これは私の場合ですが、1回目の読書から、1日空けて読みます。
何日空けるかは好みで良いと思います。
ただ、脳科学の研究によると、人間の記憶は1週間空けると77%忘れるそうなので、なるべく早いうちに2回目に取りかかりましょう。
2回目では、青ペンを使って読み進めます。
なぜ青ペンかというと、青色にはストレスを軽減し、集中力を高める効果があるからです。
やり方はというと…
まず、1回目読んだ時に目印をつけた箇所の少し前から熟読します。
そして、特に響いたフレーズなどを青ペンで「自分はどう思ったか?」「明日からこうしよう!」など、自分の中の感情や思いついた言葉をとにかく書きなぐってください。
手を動かして書くという触覚情報と、書いた文字を読むという視覚情報が記憶を促進してくれます。
そして何より「心動かされた」という経験が、あなたの脳に深く刻み込んでくれます。
所要時間としましては、1回目で読む箇所が絞られているので15分くらいでしょうか。
【3回目】
ついに3回目です。
私の場合、2回目から更に3日ほど空けてよみます。
これも人間の脳の性質を利用して、忘れかけた頃にインプットし直す為です。
今回の読み方はシンプルで、“2回目の青ペン読みの時に書きなぐった箇所のみ”再読します。
所要時間は15分もあれば良いでしょう。
この時に改めて感じた事や、感銘を受けたフレーズなどがあれば、携帯にメモしたり、手帳に書き写すことをオススメします!
これが私が日々、実践している読書方法です。
もしかすると、普通に読むより時間や手間がかかると思います。
しかし、これを地道に行い、目や手などを使うことによって体に染み付かせることができると思います。
そして、私は「これは!」という本に関してはこの後に更にもうひと手間加えます。
その話はまた次回!