「話す」=思いを伝える。
「人は話し方が9割」永松茂久 著
とても読みやすくスラスラ読める割に、内容も現場ですぐに使えそうな内容でした
「話し方」というスキルを教える本ではなく、スキルやテクニックより、まずは気持ち=“メンタル”の持ち方が重要だと説いてます。
当初は「流暢に話したい!」とか
「相手に分かりやすいよう話したい!」とか思っていました。
しかし、
「話す」はプレゼントを贈る。
この本を読んでそう思いました。
なぜかと言うと
・話し方は「聞き方が9割」
・自分本位ではなく、顔・声・体全体の表情で話を聞き、相手の自己重要感を高める。
・否定をせず、承認空間を作り出す。
まず相手を理解して認めることが大事なのです。
その上で、上手くなくても良いから、
自分が伝えたい気持ちを
・じっくり言葉を選びながら
・ゆっくり話す。
が、本当の「話す」なんだと。
そして、それが相手が1番求めている言葉なんだと思います。
もちろんテクニックなども紹介されており、実用性はあるのですが、まず基本のメンタル形成の部分が1番重要だと感じました。
生活の中でSNSが多くを占めてきている現代で、本当の「話す・伝える」とは。
とても勇気をもらった1冊でした。