ビジネス本 1分書評

ビジネスで成功するためには、本読むことだ。それを分かってもなかなか読む時間がない💦というアナタへ。ビジネス本から得られる学びを「1分」で伝えます♫

科学的に「やる気」を上げる方法

やる気が上がる8つのスイッチ

やる気が上がる8つのスイッチ


こんにちは、はるみつです!

今回ご紹介するのは、メンタリストDaiGoさんがYouTubeで、「年末年始読むべき本」としてご紹介されてた中の2冊のうちの1冊。

もう1冊の『やり抜く人の9つの習慣』は既にご紹介の通り、設定した目標を“やり抜く力”の大事さを説いた内容でした。

そして、今回ご紹介するのは目標を達成するために必要なモチベーションを上げるための方法を分かりやすく説明してくれている、年末年始に限らず必読と言える本です。

本書では、あなたが「人間をやる気にさせるお医者さん=モチベーション・ドクター」という面白い設定で、人間を8つのタイプに分類し、それぞれのタイプの症状・治療法を紹介しています。
自分ならどのパターンに当てはまるか考えながら読むことができます。

8つのパターンの紹介は本書に譲るとして、こちらのページでは8つのタイプを形成する3つの考え方の軸をご紹介しますね。

それは、以下の3つです。
・フォーカス
・自信の有無

このマインドセットの持ち主は、自分の能力の証明に焦点を当て、人に自分の能力を見せつけ認めさせようとしています。

このマインドセットを持っている人は、自分と他人をいつも比べて、他の人に助けを求めるということもあまりやりたがりません。

他に特徴として、
・困難にぶつかった時に不安に押しつぶされ、あきらめてしまう
・課題や目標にとらわれすぎていて、そこに至るまでの道筋やプロセスを楽しむ余裕がない
ということがあります。

自分が向上することに焦点を当てています。能力を高める、新しいことを学ぶ、そして時間とともに向上していく、それらが重要だとおもっています。

そして、困難に直面したときも粘り強く頑張り続けるという特徴もあります。

以上の内容から、明らかに「成長マインドセット」を持つことが有利に働きます。
そして、これは固定的なものではなく誰でも変えられるものです。

②フォーカス
・獲得フォーカス:高いレベルの仕事の定義を達成・獲得”に心の焦点を当てること。

・回避フォーカス:高いレベルの仕事の定義を安定感・信頼性”に心の焦点を当てること。

同じ目標に向かっていても、それぞれのフォーカスではやり方が異なります。

例えば、獲得フォーカスの人は称賛を得ることに動機づけられますが、回避フォーカスの人は批判を避けるとかに動機づけられます。

自分のフォーカスだけではなく、相手のフォーカスを理解することによって、それぞれが最高の力を発揮できるようにしていき、良好な人間関係を築くこともできるでしょう。

③自信の有無

自信は目標を達成するためには必須の要素です。
ここでいう自信は「オレ様最高!」ではなく、謙虚で静かに「望む結果を得るために必要とされる能力が自分にはある」と確信しているタイプのものです。

これは様々な体験や勉強、周りの人からのフィードバック等から後天的に身につけることができます。

ただ、1番大事なことは自信は、困難から目をそむけることでは得られないということです。

自分を知るうえで、この3つの軸のどれに当てはまっているかと理解することは大事だと思います。
そして、理解したうえで本書を読むと科学的なモチベーションアップの方法を分かりやすく学べると思います。

【TO DO リスト】
「まじめな見習い」タイプの私は、

・スキルを身につけ自信をつける。
・回避フォーカスを十分に生かす環境を作る。
・小さな成功体験を重ね、自信をつける。



コミュニケーションの極意

稼ぐ話術「すぐできる」コツ―――明日、あなたが話すと、「誰もが真剣に聞く」ようになる

稼ぐ話術「すぐできる」コツ―――明日、あなたが話すと、「誰もが真剣に聞く」ようになる


毎年1億以上の年収を手にしている著者が、自身が成功した大きな要因となった「稼ぐ話し方」が学べる本書。

意外に簡単ですぐできるにも関わらず、「すぐ結果が出る」ものばかりですので、その一部をご紹介します。

稼ぐ人は、「数字を使って話す」

数字は、世界の共通言語。

そして、ビジネスに重要な案件には、常に「数字」がつきまといます。

「売上」
「原価」
「客数」
「成約率」
「時間」など。

ですから、「数字で考える」「数字で話す」と、説得力が一気にアップします。

目標を立てる時もそうです。

「売上を上げよう!」

という目標より、

「売上を昨年度より20%上げよう!」

と明確にした方が、目標に対しての具体的な対策が検討でき、モチベーションアップにも繋がります。

そして、「数字で話す」を意識することによって、

・数字感覚が磨かれて、自然と数字に強くなる。
・周囲からの信頼度と評価が増す。

という、メリットもあります。


●稼ぐ人は、「結論から話す」

稼ぐ人は最初に「結論」を話し、相手の関心を一気に引き寄せます。

話の冒頭にインパクトがあれば、相手が自分の話に興味を持ち、話の要点が記憶に残りやすいからです。

「丁寧すぎて、何を言いたいかわからない」これが稼げない人の話し方の特徴です。

こうならない為に、まず「結論」を話の頭にもってきて、聞き手に興味を持たせて、話を聞く準備を促しましょう。

●稼ぐ人は「『2W1H』で話す」

この「2W1H」とは、次の3つです。

①「Why(理由)」=なぜその仕事をやるのか。

②「What(行動)」=その仕事をやるために、なにが必要なのか。

③「How(方法)」=その仕事を進めるためには、どのようにすればいいのか。

一般的は5Wと言われます。
残りの3つ、「Who(人)」「When(時間)」「Where(場所)」もたしかに重要な情報ですが、ビジネスとしては優先度の低い二次的な情報なのです。

無駄な情報を捨てることによって、より重要なポイントに絞って、物事を考えることができますし、報告を受ける方もわかりやすいです。

この思考法は、上司への報告時などにも使えますし、例えば自分の今後の行動計画を立てる上でも有効的に使えます。


この3つ以外にも、「稼ぐ話し方・ネタ」が分かりやすく紹介されてます。
ビジネスの場面に限らず、コミュニケーション力アップは重要です。

この本に書かれている内容をひとつずつ実践していくことによって、「話を聞きたくなる人」を目指したいと思いました。

【TO DO リスト】
・上司への報告には必ず数字を入れて報告する。
・話の構成は「起承転結」ではなく、「結結結結」。
・「2W1H」を使って、自分の今年の行動計画を立てる。

おすすめ読書術③

第3回:マインドマップ読書メモ


さて、これまで自称・読書術マニアの私が、いつも行なっている本の読み方をご紹介してきました。


第1、2回でご紹介したら内容だけでも、読んだ本の内容が残りやすくなると思いますが、私はここから更にある作業を行います。


それが「マインドマップ読書メモ」です。


ちなみにこれが、実際に「観光ブランドの教科書」という本で、私が作成した読書メモです。

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このメモを作成することの利点は大きく2つあります。


①要点を絞ることによって、頭の中が整理される。


本を読んでいると、あらゆる情報が脳で処理されます。

そうなると、自分でも「結局この本から何を得られたのかな?」と分からなくなる可能性があります。


そのような時にマップの出番です。


この本から得られる情報の中で、自分が心動かされた情報を9つに絞ってマップにするのです。


こうすることによって、自分の頭の中の整理になりますし、脳に「これは大事な情報なんだ!」と植え付けることができ、記憶が促進されます。


②復習に最適。


これまでお伝えしてきた内容を根元からひっくり返すことを言いますが…


結局、脳というものは1度インプットしただけでは、覚える事できないのです。


大事なのは何回も見返すこと。

文字通り、体に染み込ませることが重要です。

しかし、毎回本を読み返していては効率が悪いですよね…


そんな時に役に立つのがマインドマップ


一度作成して、アプリなり手帳なり持ち歩いて時間が空いた時に見返す。


こうする事で、脳がまた「これは大事な情報なんだ!」と判断して記憶を促進してくれるのです。



これまで3回に渡り、私の読書術を紹介させていただきました。


本などで学んだ内容を自分なりにアレンジした方法ですので、ある程度の信用性はあるかと思います(笑)


参考にしていただき、これをまた皆さまのオリジナルの読書術に発展させてもらえれば嬉しいです!


おすすめ読書術②

■第二回:高速3回読み


では、目次を熟読して、いざ本を読み始めます。


私がいつも本1冊につき、3回読みます。

時間掛かりそう…と思われがちですが、慣れればそうでもありません。


【1回目】

まず自分がその本から何を学ぶかという明確な目標がありますので、その箇所を探し出すようにキーワードを探していくように、流し読みしていきます。


読んでいって、キーワード・新しい気づき・疑問に思う部分などがあったら、ページを折るなど後で読み返した時に分かるようにしておきます。


1回目はあくまで全体像を掴んで、その本が伝えたいことをサラッと探していくイメージです。


斜陽様は読む人、本によって差はあると思いますが、時間でいうと30〜1時間ぐらいでしょうか?

【2回目】

次に2回目です。


これは私の場合ですが、1回目の読書から、1日空けて読みます。

何日空けるかは好みで良いと思います。

ただ、脳科学の研究によると、人間の記憶は1週間空けると77%忘れるそうなので、なるべく早いうちに2回目に取りかかりましょう。


2回目では、青ペンを使って読み進めます。

なぜ青ペンかというと、青色にはストレスを軽減し、集中力を高める効果があるからです。


やり方はというと…

まず、1回目読んだ時に目印をつけた箇所の少し前から熟読します。

そして、特に響いたフレーズなどを青ペンで「自分はどう思ったか?」「明日からこうしよう!」など、自分の中の感情や思いついた言葉をとにかく書きなぐってください。


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手を動かして書くという触覚情報と、書いた文字を読むという視覚情報が記憶を促進してくれます。

そして何より「心動かされた」という経験が、あなたの脳に深く刻み込んでくれます。


所要時間としましては、1回目で読む箇所が絞られているので15分くらいでしょうか。


【3回目】

ついに3回目です。


私の場合、2回目から更に3日ほど空けてよみます。

これも人間の脳の性質を利用して、忘れかけた頃にインプットし直す為です。


今回の読み方はシンプルで、“2回目の青ペン読みの時に書きなぐった箇所のみ”再読します。

所要時間は15分もあれば良いでしょう。


この時に改めて感じた事や、感銘を受けたフレーズなどがあれば、携帯にメモしたり、手帳に書き写すことをオススメします!



これが私が日々、実践している読書方法です。

もしかすると、普通に読むより時間や手間がかかると思います。

しかし、これを地道に行い、目や手などを使うことによって体に染み付かせることができると思います。


そして、私は「これは!」という本に関してはこの後に更にもうひと手間加えます。


その話はまた次回!




おすすめ読書術①

「本を読むのは好きだけど、読んでも内容を忘れてしまう」

こういう悩みを持つ人は多いと思います。


私もせっかく本を読んでも忘れてしまうことが多くとても悩みました。

そして、記憶に残る読書術を学びたくて、読書術の本ばかり読み漁っていた時期もありました。

そう、読書術マニアなんです(笑)


そんな私がたどり着いた、読書術の1つの答えをお伝えしたいと思います。


■第1回:目次を熟読し、想像する。


本を読むうえで、まず初めにやるべきこと。


それは、「その本から学びたいことを明確にすること」です。


例えば、

リーダーシップの本なら「仲間からついていきたい思われるリーダーになるマインドとは?」や、

読書術の本なら「少しでも記憶に残す本の読み方・心構えを学ぼう」などです。


ただやみくもに本を読んでいる程ムダなことはありません。


本1冊の中でも、著者が本当に伝えたいことは全体の5〜7%しかないと言われています。

極端にいうと、その要点さえ学んでしまえば残りは読まなくても良いのです。

その為に必要なのが、目次を熟読するです。


目次を熟読することによって、


・その本がどういう構成で出来ているか?

・自分が知りたい内容が書いている部分はどこか?

・逆に読み飛ばしても良い部分はどこか?

などが、分かります。

本によっては、目次で内容が大体つかめてしまう本もあります(笑)


多くの本を読んでいく為には、1冊1冊にかける時間を少なくする必要があります。


その為に目次を熟読して、“読むべき部分のみ読んで、後は読まない”という選択も必要になってくるのです。


本は最初から最後まで読まなくてもよい。

大事なのは、その本から得るべき学びを、効率良く学ぶことです。


今まで目次を読まずに飛ばしていた方は、今日からぜひ目次読みを実践してみてください!

クリエイティブな人間になる為に

本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)

本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)

ただでさえ本を読む人が減ってきている現代人(発売は12年前ですが!)に「10冊同時に読め!」という無茶ぶりをしてしまった本書。
そして、本を読まない人はサルだとも言い放っているところが逆にスッキリしますね(笑)

本書は【同時並行・複数冊読書】を推奨しており、著者は現に、複数冊の本を同時並行して読み進めています。
自宅のリビング・寝室・トイレなど、それぞれの場所に本棚を設置し少しのスキマ時間を利用して読むという徹底ぶりです。


①今の時代だからこそ、読書。

まず著者はこれから変化の激しい時代ほど、多読するべき重要性をこう説いてます。

「質の良い情報を集めるには、知識を有効活用できる能力がなければならない。
それには理想や思想、哲学が必要である。
多くの本を読んでいる人ほど、自分なりの思想や哲学を築き上げられる。
つまり、読書家ほど質の高い情報を集められるよつになっているのである。」

今は、スピード勝負の時代。そして、情報は自ら取りに行かないと周りに先を越されるのです。

では、どうすればいいか⁇

本から情報という大量のシャワーを浴びて、自分の感覚を磨く必要があります。

大量の情報から、いかに効率的に必要な情報を取得するか⁇

それは残念ながら多読するしかありません。

多読することによって、「自分に必要な情報」「必要ではない情報」を選別する力が鍛えられるのです。
この力が鍛えられることによって、自ずと読むスピードが早くなり、更に多くの本を読めるようになります!

②クリエイティブ・クラスになる為に

そして、これからの時代に求められるのは“自分の頭で考えて行動できる”クリエイティブ・クラスの人間といえます。

クリエイティブ・クラスの人間に求められるのは、
①アイデア
②実行力
③問題解決力
④コミュニケーション力です。

あらゆる仕事に対して「なぜ?どうして」と疑問を投げかけ、つねに工夫・改善していける力が必要です。

その為に効果的なのが、
そう!「超並列」読書術です。
読書スピードも優先している為、受動的な読書ではなく、

「どこを読み飛ばし」
「どこで読むのをやめ」
「どこをじっくりと読むのか」
を判断する必要があります。

有益な情報を主体的に選び取っていく作業を繰り返すことによってクリエイティブ・クラスに必要な能力が自然と身につくのです。

今まで全く本を読んだことない方にとっては、いきなり10冊とかハードルが高いと思いがちですが、本屋での立ち読みも「アリ」です。
週に1回書店へ行き、5冊立ち読みすると、買って帰らなくても月に20冊の本を読めます。

それだけでも自分にとっては大きな価値になりますので、まずはここから始めてはいかがでしょうか。



1年のスタートはこの本で!

やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学

やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学

メンタリストDaiGoさんがYouTubeで、年末年始に読むべき本としてお勧めしていた中の1冊です。

いや〜、本当に素晴らしい本でした!
内容はとても充実しているにも関わらず、とにかく読みやすい。

読んでみると、目標の正しい立て方・達成までの行動計画の方法など具体的に書いており、特に「if-thenプランニング」は色々な場面で取り入れたいと思いました。

if-thenプランニングとは「もしこうなったら、こうする」という意味です。
例えば、

「16時になったら、何があっても、今日かけるべき電話はすべてかける」

「毎週月、水、金曜日は、朝6時からウォーキングをする」

など、事前に行動計画を定める方法です。

実際に行われた心理学の実験でも、被験者に決まった曜日に運動を促すようなif-thenプランニングを設定したところ、91%の被験者が運動を習慣化することに成功しました。

「習慣が人生を変える。」分かってはいるけど、実際に習慣化させるには強い意志力が必要です。
ですが、行動をあらかじめ決めておく(スケジュール化)しておくことによって習慣化へのハードルも低くなると思います。

どこから始めていいか分からない方は、まずここから始めることで大きな変化に気付けるでしょう。

その他、本書では
・目標達成について

・達成力をつける方法

・意志力を鍛える方法

について、実用性があるテクニックが多く紹介されています。
なおかつモチベーションアップにも繋がるため、まさしく1年の初めに読むべき本だと思いました。