ビジネス本 1分書評

ビジネスで成功するためには、本読むことだ。それを分かってもなかなか読む時間がない💦というアナタへ。ビジネス本から得られる学びを「1分」で伝えます♫

ビジネスにも活かせるブランドづくり


地域引力を生み出す 観光ブランドの教科書

地域引力を生み出す 観光ブランドの教科書

本書は、「観光」を通して“ブランドづくり”や“マーケティング”を学べる構成となりますが、観光だけではなくあらゆる業界のブランドづくりに役立てられる内容です。

マインドマップにまとめてみました】
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21世紀の観光マーケティングで大事なことは「引く力」。
「おいでよ」という、とにかく売りを押しまくる売り手目線のマーケティングではなく、「行こう」という消費者と同じ方向を向く、一歩引いた買い手目線のマーケティングが必要となる。

消費者が求める価値と、こちらが訴求する価値が一致することによって、それがブランドとなる。

これは観光業界だけの話ではなく、他の分野でも言えることだろう。

「この商品は、この部分がとてもオススメなんです!」と売り込んでも、それが消費者がまとめている価値とズレていれば売れることもない。
一度、売り手目線からではなく、消費者の立場から物事を見つめるスキルが求められる。

外部から自社の特色、商品を見ることによって長所が見つかりやすくなり、長所が見つかればそれを尖らせることによって、初めてブランドへと成長していく。

本書には、ブランド化への有効な方法も述べられているが、まずは「自分が自分を知る」ということが大事だなと気付かせてくれる本でした。

【TO DO リスト】
①自社の特長を見つけ、尖らせる。

②シンプル=パワフル。伝えたい言葉、ビジュアルは極力シンプルに。

③物事の引き算をすることによって、引力を強める。



タイトルは自己中心的だが…

「自分ことだけ考える。」堀江貴文

発行:ポプラ新書 

価格:800円(税別)


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タイトルだけ見ればホリエモンらしいタイトルだが、実はただの自己中心的なヤツを目指せという本ではなく、いかに生産的に生きるかというメンタル本であった。


「自分のことだけ考える」とは、言い換えると「他人の評価・周りの環境に影響されずに、自分の今に集中すること」だと言う。


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人は気付かないうちに周りの評価を気にして、やりたいことが出来ないでいる。


そういう“現代病”に危機感を持ち、「自分が何をするのか」「それによって何が変わるのか」が大事だと説く。


「人に期待しないが、信用はする」という、ホリエモンに人間味も感じて嬉しくなれる1冊であった。


【TO DO リスト】

①他人からの評価は気にしない


②物事を全てポジティブに捉える


③人には期待しないが、信用はする




解決策は「極限まで忙しくする」

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)


「本音で生きる」という言葉が1番似合う男、ホリエモンの人生指南本です。

本音で生きたいけど、思うようにできないという葛藤をお持ちの方もいるでしょう。
そんな方への解決策をズバリ!
「極限まで忙しくしろ」です。

“本音で生きる”=やりたいことを片っ端からやる。
会いたい人・行きたいところなど、思いついたやりたい事を片っ端からやっていくのです。そうすることによって極限まで忙しくなります。

もちろんお金の問題もあるかもしれませんが、それは言い訳です。お金が掛からないことなんていくらでもあります。

しかし、時間は誰にも平等で有限です。
では、ホリエモンのように自分がやりたいことを幅広く手掛けている人はどうやって時間を生み出しているのか?

それは、
・睡眠時間を重視→生産性が上がり、結果時間の節約になる。
・毎日をルーチンにしない→プライベートの時間もPDCAを回す。
・自分の得意(コアバリュー)に時間を使う。
など、環境を最適化しているのです。

すぐに取り掛かれそうなことばかりなので、ぜひ実践してみてください!


最後に、周りの目が気になって自分らしく生きられない人へ…
誰もあなたのことなんか見てませんから!

自惚れもいい加減にしてください(笑)
自分ルールで生きる方が魅力的ですよ♫

【TO DO リスト】
①睡眠時間を重視する!

②日々の生活からムダな時間を排除する!

③興味を持ったことは、片っ端からトライ&エラー!




まずは周りの物を捨てる。から…

夢をかなえるゾウ3 文庫版

夢をかなえるゾウ3 文庫版

大人気シリーズの第3弾。

今回も主人公とゾウの風貌をした神様「ガネーシャ」のコミカルなやり取りで笑いもありながらも、人生で大切なメッセージもバッチリ伝えてくれます。

格言となる言葉があまりにも多かったので、個人的に印象に残っている「教え」をご紹介します。

周りの物を捨てる。
→人は「ちょっと欲しい物」を買う事が多い為、捨てる時にもったいなく感じて、身の回りに物が増えていく。 

持てる物、生きている時間には限りがあるので、持つ物を絞ることによって新しい物との出会いや、体験を増やすことができる。

逃げたい理由を正当化しない。
「お金がないから」「時間がないから」など、自分がチャレンジしない理由をもっともらしい言い訳をしていないか。

サービスの本質は他人に負けること
→人間は誰しも、相手より優位に立ちたいと思っている。
ただ、そこで「他人に負けることによって、相手を気持ちよくさせる」ことで、自分の目的に達することもあることを忘れてはならない。

不安=夢が叶いかけている
→夢を実現させる為には、まず「思い込み」から入る。しかし、思い込む段階では現実を冷静に見ることができない。

やがて壁にぶつかることによって、冷静に物事を見ることができ、失敗や不安を味わうことになる。
しかし、そもそも失敗というものはなく、「上手くいかない方法」が分かったというだけ。
よって失敗や不安を重ねることによって、確実に成功に近づいていると言える。

心に残る言葉も多くありましたが、個人的にはキャラクター同士のやり取りが面白く、つい吹き出して笑ってしまいました。

文章も読みやすいですので、ぜひ読んでみてください!

唸った「幸福」の定義とは。

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話題の本ですので、今さら私がご説明しなくても皆さんはご存知でしょう。


読んでいくうちに、ホリエモンの時間への「執着ぶり」が分かり、本当に自分が得たいものを得る為にはここまで徹底する必要があるのだなと思わされます。

今までの著作と内容が重複する部分もありますが、それほど著者が伝えたいメッセージだと受け取れます。


根本のメッセージとして、「いかに【自分の為の時間】を増やすか。」があります。


「自分時間」の反対の意味として「他人時間」があります。

例を挙げると、やらされている仕事・したくもない電話・気を使う飲み会など。


「自分時間を増やす+他人時間を減らす→人生の質が高くなる」

ホリエモンは、時間を支配するためには、これがたった1つの方法だと言っています。


これを日々意識するだけで、時間の使い方が大きく変わります。


いかに自分の為の時間を増やすか?


言い換えると、自分がハマれるものに費やす時間を増やすか?

そう、「ハマる」です。


より良い・濃い時間を過ごす為には、「目の前のもの」にハマる事が重要なのです。


本作の中で印象的な一文がありました。

「幸福というのは、努力や成長を積み上げた先にある【点】などではない。

 日々のあらゆる時間のなかに横たわっている【線】だ」


この幸福を手にする為に「今」この瞬間、「ハマる」必要があるのです。


とても簡単で実用的な思考術

深く考えるための 最強のノート術: ――年収1億稼ぐための思考法

深く考えるための 最強のノート術: ――年収1億稼ぐための思考法

  • 作者: 午堂登紀雄
  • 出版社/メーカー: パンダ・パブリッシング
  • 発売日: 2018/01/28

今まで数々のノート術や手帳術の本を読んできたが、ある意味1番分かりやすく取り組みやすいノート術だと思う。

簡単に言うと、
1️⃣ちょっとオシャレなB5サイズのリングノートを用意。
2️⃣あらゆる事(仕事のメモ、TO  DO、目標、アイデアなど)をノートに書き込む。

これだけ(笑)

情報を一極集中化することによって、例えば(全く関係ないと思えてた仕事のメモとアイデアが、線で繋がる)ようなことも起こり得る。

言わば【思考を見える化】することによって、思考の整理・アイデアを生むことができる。

かの有名な、レオナルド・ダ・ヴィンチも作品の数十倍以上のメモを残している。
【書いて思考する】ことによって、あの偉大な作品の数々が生まれたのです。

また、
考えた事をメモを、ノートに書き出すことによってノートを『脳外ハードディスク』として利用し、書き出したことはすっかりと忘れて新しい思考を生み出す事に専念できる。

このノート術は脳の負担を減らす事も大きな役割とも言える。

その他、ノートの用途としては、モチベーションアップや目標は向けての自己管理ツールとしても優れている。

そうです。
これをノート術を習慣化できると、そのノートはあなたの大切なパートナーであり、最強の武器となるのです。

そう考えたら、早くオシャレなノートを買って、色々と書きたくてウズウズしませんか⁇

私は早速TSUTAYAに走ってノートを購入しました✌️

分かりやすく、実践的な内容です。
人生を好転させたいが、どうしたら良いか分からない!という方にオススメです。

★TO DO リスト★
①会社での打合せ内容、気付き、やりたい事など、あらゆる事をメモする。

②定期的に見返し、その時に感じた事を書き足す。

③基本のノート術を守りつつ、自分なりにアップデートしていく。


現代病から抜け出す為に。

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「SINGLE  TASK-シングルタスク-一点集中術」デボラ・ザック 著 


こんにちは!はるみつです。


「仕事でバタバタしたにも関わらず、思ったより仕事が進んでおらず達成感もなかった。」

そう思ったことありませんか?

恥ずかしながら、私はあります(笑)


脳の中がゴチャゴチャして集中できずに時間が過ぎたっていう感覚です。


この本を読んで、まさしくこの悩みを解決する本だ!と思いました。


シングルタスクとは、【「いま ここ」で、一度に1つの作業に没頭すること。】


そもそも人間は「マルチタスク」という器用なことができる脳は持ち合わせておらず、タスクから、新たなタスクへスイッチしているだけ。

新たなタスクにスイッチする際に集中力もリセットされる為、結局効率が落ちるのです。


対して、シングルタスクは1つの作業に没頭する為、【強いエネルギー】と【鋭い集中力】が発揮されます。

結果的に、マルチタスクと言われているタスクスイッチングより作業スピード・確実性がアップするのです。


インターネットから様々な情報があらゆるソースから取得でき、脳内も毎日強い刺激に晒されています。


そういう時代だからこそ、「自分はマルチタスクが得意だ」という思い違いを起こし、

一種の現代病と言えるのではと思います。


そういう時代だからこそシングルタスクを強く意識して、人や物事と向き合う必要があると思いました。


本文中には、シングルタスクを実行する為の行動・考え方が述べられており大変参考になりました。

この時代だからこそ、ビジネスに限らず多方面に活用できる内容ですので、ぜひご一読ください!


《やることリスト》

①「いま ここ」を強く意識する。→精神の安定にも繋がる。


②アイデアや考えは、思いついたらすぐメモをし、頭の中をスッキリさせる。→脳に対するストレスを減らす。


③1日に1回、内省の時間を設ける。→自分の中の「より大切なこと」を考えて、行動の指針とする。