ビジネスにも活かせるブランドづくり
タイトルは自己中心的だが…
「自分ことだけ考える。」堀江貴文 著
発行:ポプラ新書
価格:800円(税別)
タイトルだけ見ればホリエモンらしいタイトルだが、実はただの自己中心的なヤツを目指せという本ではなく、いかに生産的に生きるかというメンタル本であった。
「自分のことだけ考える」とは、言い換えると「他人の評価・周りの環境に影響されずに、自分の今に集中すること」だと言う。
人は気付かないうちに周りの評価を気にして、やりたいことが出来ないでいる。
そういう“現代病”に危機感を持ち、「自分が何をするのか」「それによって何が変わるのか」が大事だと説く。
「人に期待しないが、信用はする」という、ホリエモンに人間味も感じて嬉しくなれる1冊であった。
【TO DO リスト】
①他人からの評価は気にしない
②物事を全てポジティブに捉える
③人には期待しないが、信用はする
解決策は「極限まで忙しくする」
まずは周りの物を捨てる。から…
唸った「幸福」の定義とは。
話題の本ですので、今さら私がご説明しなくても皆さんはご存知でしょう。
読んでいくうちに、ホリエモンの時間への「執着ぶり」が分かり、本当に自分が得たいものを得る為にはここまで徹底する必要があるのだなと思わされます。
今までの著作と内容が重複する部分もありますが、それほど著者が伝えたいメッセージだと受け取れます。
根本のメッセージとして、「いかに【自分の為の時間】を増やすか。」があります。
「自分時間」の反対の意味として「他人時間」があります。
例を挙げると、やらされている仕事・したくもない電話・気を使う飲み会など。
「自分時間を増やす+他人時間を減らす→人生の質が高くなる」
ホリエモンは、時間を支配するためには、これがたった1つの方法だと言っています。
これを日々意識するだけで、時間の使い方が大きく変わります。
いかに自分の為の時間を増やすか?
言い換えると、自分がハマれるものに費やす時間を増やすか?
そう、「ハマる」です。
より良い・濃い時間を過ごす為には、「目の前のもの」にハマる事が重要なのです。
本作の中で印象的な一文がありました。
「幸福というのは、努力や成長を積み上げた先にある【点】などではない。
日々のあらゆる時間のなかに横たわっている【線】だ」
この幸福を手にする為に「今」この瞬間、「ハマる」必要があるのです。
とても簡単で実用的な思考術
深く考えるための 最強のノート術: ――年収1億稼ぐための思考法
- 作者: 午堂登紀雄
- 出版社/メーカー: パンダ・パブリッシング
- 発売日: 2018/01/28
現代病から抜け出す為に。
「SINGLE TASK-シングルタスク-一点集中術」デボラ・ザック 著
こんにちは!はるみつです。
「仕事でバタバタしたにも関わらず、思ったより仕事が進んでおらず達成感もなかった。」
そう思ったことありませんか?
恥ずかしながら、私はあります(笑)
脳の中がゴチャゴチャして集中できずに時間が過ぎたっていう感覚です。
この本を読んで、まさしくこの悩みを解決する本だ!と思いました。
シングルタスクとは、【「いま ここ」で、一度に1つの作業に没頭すること。】
そもそも人間は「マルチタスク」という器用なことができる脳は持ち合わせておらず、タスクから、新たなタスクへスイッチしているだけ。
新たなタスクにスイッチする際に集中力もリセットされる為、結局効率が落ちるのです。
対して、シングルタスクは1つの作業に没頭する為、【強いエネルギー】と【鋭い集中力】が発揮されます。
結果的に、マルチタスクと言われているタスクスイッチングより作業スピード・確実性がアップするのです。
インターネットから様々な情報があらゆるソースから取得でき、脳内も毎日強い刺激に晒されています。
そういう時代だからこそ、「自分はマルチタスクが得意だ」という思い違いを起こし、
一種の現代病と言えるのではと思います。
そういう時代だからこそシングルタスクを強く意識して、人や物事と向き合う必要があると思いました。
本文中には、シングルタスクを実行する為の行動・考え方が述べられており大変参考になりました。
この時代だからこそ、ビジネスに限らず多方面に活用できる内容ですので、ぜひご一読ください!
《やることリスト》
①「いま ここ」を強く意識する。→精神の安定にも繋がる。
②アイデアや考えは、思いついたらすぐメモをし、頭の中をスッキリさせる。→脳に対するストレスを減らす。
③1日に1回、内省の時間を設ける。→自分の中の「より大切なこと」を考えて、行動の指針とする。