ビジネス本 1分書評

ビジネスで成功するためには、本読むことだ。それを分かってもなかなか読む時間がない💦というアナタへ。ビジネス本から得られる学びを「1分」で伝えます♫

「AI×人口減少 これから日本で何が起こるのか」中原圭介 著

AI×人口減少 これから日本で何が起こるのか

AI×人口減少 これから日本で何が起こるのか

巷では人口減少が著しいと言われてるが、果たして実際は?…と読んでみたら、マズイです!毎年40万人の自然減が続いているそうです。

自然減とは、出生数が死亡数を下回る状況。そのうえ高齢化も進んでおり、これから自然減も増える一方かもしれません。


著者が考えるに、そもそも少子化というのも現代の就労者の都市圏集中化が大きな問題だということ。


都市圏は①生活コストが高い②労働時間が長いという理由で結婚率が低いため、少子化が進む。


著者が改善策として挙げている内容で「なるほど!」と思ったのが、都市圏に集中している大企業の本社機能を地方へ移転し、その場合は法人税を引き下げるというもの。

ちょうど消費税増税に伴って、法人税の引き下げも行われていますので、この際地方に移転して各地を盛り上げつつ、法人税も抑えられるという好循環に取り組んで頂きたいです!


またそこにAIがどう絡んでくるのかというところは本書を読んでほしい。(笑)

これから就労者の人数も少しずつ減ってくるのでAIが今まで以上に普及し、脅威と感じるのではなく「共生」すると捉えて、これからの世界にワクワクするぐらいの気持ちがあって良いのでは。


個人的には、これから自動運転化が進みカーシェアリングがますます活発化してほしいし、銀行業にアマゾンやグーグルが参入してきたら…などを考えると、世界の変化に振り回されるだけではなく利用してやる!ぐらいの気概を持ちたい。


本書を読んでのTO DO リスト!

①年金に頼らないスキル・能力をつける。

②未来にワクワクする。

③さらにAI化が進むことによってのビジネスの転換期を見逃さない。